写真集 『光り輝く島SriLanka』
(新風舎 2003年11月15日発行)
第3回「平間至写真賞優秀賞」受賞
A4判 ハードカヴァー 48P
税込み1995円
巻末に撮影地を示した地図と各写真の解説
著者 竹浪 明
デザイナー 宮本はるえ
仏陀の立像・坐像・涅槃像が並ぶその上を、尾の長い猿が渡った。
湖で水浴する女達。
ライオンも猫科の証明。
一人ジャングルのような大樹。
右下の枝から登り、歩き回った。
洞窟寺院の壁画から抜け出てきたような
美しい少年僧。
昔この岩上にエキセントリックな王
カーシャパの宮殿があった。
祭の衣装を整え象の群れと街中へ。
象のパレードが通る間、授業は休止。
祭を終え、衣を脱いだ象の王。
マンモスのような牙に鼻を載せた。
川で昼寝の象がベッドの象使い。
左上の鼻に注目。自前シュノーケル。
地上を行進する百の満月の象。
さとうきびを食べつつ、鼻のたわみに
パイナップルをキープ。
象の王が釈迦の糸切り歯を運ぶ。
川に入って洗濯する。
象と象の間を担がれて行く輿(こし)に
人々は我先にコインを投げ入れた。
遺跡の傍らで、優しい眼差しの老人と
話した。
Japanese English
自室のように飾られた運転席のルーム
ミラーに、飾りに囲まれた運転手の顔。
仏歯(ぶっし)寺へと帰って来る象達。
波打つなまめかしい涅槃像。
象達が憩う川を背に
おめかしした少女達。